履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)
鍵盤楽器の経験と、楽典の知識があること。
テーマ・副題
歌唱教材のピアノ伴奏と弾き歌いおよび伴奏づけ。
授業科目の到達目標
小学校および中学校の教科書の歌唱教材のピアノ伴奏および弾き歌いに慣れること。コードネームを理解し、簡単な旋律への伴奏づけを習得すること。
授業キーワード
ピアノ伴奏 弾き歌い 伴奏づけ コードネーム 小学校 中学校 教科書
授業の内容
小・中学校の教科書の歌唱教材のピアノ伴奏および弾き歌い、旋律への伴奏づけ(コードネームによるものを含む)の演習を行う。指導の実践現場を想定した伴奏法を目指す。
授業の方法
主に小中学校の教科書から課題曲を選び、実技を中心に授業を進める。
授業展開(スケジュール)
第1回 受講人数制限、ガイダンスを行う。 第2回〜第15回 歌唱教材の伴奏、コードネーム、歌唱教材の弾き歌い、旋律への伴奏づけなどについて、習得の状況を見ながら授業を進める。この間、小テスト(もしくは中間発表)を1回行う。 第16回 期末試験。
成績評価方法
平常点(授業における演奏、努力点、出席点)、小テスト(もしくは中間発表)、期末試験(実技)により総合的に判断し、評価する。
成績評価基準
優ならば80点以上、良ならば70点以上80点未満、可ならば60点以上70点未満、不可ならば60点未満と評価する。出席回数が授業全体の2/3未満である場合には不可0点とする。
テキスト
教科書「小学生のおんがく1」「小学生の音楽2」「小学生の音楽3」「小学生の音楽4」「小学生の音楽5」「小学生の音楽6」「中学生の音楽1」「中学生の音楽2・3上」「中学生の音楽2・3下」(以上 教育芸術社)、「新総合音楽講座5 コード進行法」(ヤマハ音楽振興会)
参考図書
「ピアノ演奏グレード5・4・3級 新・即興演奏課題集Vol.1」「新総合音楽講座6 伴奏づけ」(以上 ヤマハ音楽振興会) 他の資料については授業中に指示する。
学生へのメッセージ(受講にあたって)
授業で取り上げる課題曲のみならず、教科書にある楽曲は授業期間中にすべて習得しておくことが望ましい。コードネームの理解も必須。毎回の授業で、できる限り多くの学生に演奏を行ってもらうので、練習意欲のある積極的な学生に限る。
学生へのメッセージ(授業評価結果への対応)
学生からの意見を真摯に受け止め、今後の授業に活かす。
その他・備考
「歌唱教材伴奏法B」も履修することが望ましい。