授業科目名 貧困と人権を現場から考える
英語授業科目名 It thinks about poverty and human rights from the site
科目ナンバリング
講義番号 X39021 担当教員[ローマ字表記] 稲葉 剛 [Inaba, Tsuyoshi]
科目区分 教養教育科目 開講学部 教育機構
単位数 2 必修・指定選択・選択の別
開講学期(期別) 第3・4 曜日時限 月5
教室 全学講義棟 1-100 対象年次 1~4
初年次教育科目

クラス指定

なし

他との関連(関連項目)

テーマ教育プログラム「社会と出会う」

履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識)

事前に参考図書のうち1冊は読んでおくこと。

テーマ・副題

社会の当事者になる

授業科目の到達目標

現代の日本社会にある貧困問題、人権問題に関する認識を深め、自らも同じ社会に生きる当事者として何ができるかを主体的に考えられるようになること。

学科・専修等の学習・教育目標との関連

授業キーワード

貧困 人権 差別 社会的排除 市民活動 NPO ボランティア 当事者性 ジェンダー ホームレス マイノリティ 生活保護

授業の内容

現代日本の貧困問題・人権問題を学習し、討議する。

授業の方法・事前準備学修・事後展開学修

様々な社会問題について、ゲストのお話や映像で学び、グループディスカッションを通して一人ひとりの問題意識を深めていく。

授業展開(スケジュール)

第1回 社会の当事者になるとは〜講師自身の経験から
第2回〜第3回 ホームレス問題、生活保護問題を考える
第4回〜第5回 ハンセン病患者の人権問題を考える
第6回〜第7回 子ども・若者の貧困を考える
第8回〜第10回 女性の貧困、セクシャルマイノリティの人権を考える
第11回 学生による発表
第12回〜第13回 在日外国人の人権を考える
第14回〜第15回 学生による発表

成績評価方法

各回の感想ペーパー、期末試験を総合して判定する。また、貧困や人権に関わるボランティア活動への参加やNPO等への訪問をしていただき、授業内で報告をしていただきます。団体は随時紹介します。

成績評価基準

「単位修得の認定に関する規程」に定める計算式により算出したGPが1以上を合格、1未満を不合格とする。授業への出席回数が3分の2に満たない場合は素点0とする。

テキスト

授業中に資料を配布する。

参考図書

『隔離〜故郷を追われたハンセン病者たち』徳永進 岩波現代文庫
『差別とハンセン病 「柊の垣根」は今も 』畑谷史代 平凡社新書
『ハンセン病 重監房の記録』宮坂道夫 集英社新書
『あん』ドリアン助川 ポプラ社
『困ってるひと』大野更紗 ポプラ文庫
『在日朝鮮人ってどんなひと?』徐京植 平凡社
『在日外国人 第三版――法の壁,心の溝』田中宏 岩波新書
『ヘイト・スピーチとは何か』師岡康子 岩波新書
『同性愛と異性愛』風間孝・河口和也 岩波新書
『ボクの彼氏はどこにいる? 』石川大我 講談社文庫
『いまこそ考えたい 生活保障のしくみ』大沢真理 岩波ブックレット
『生き方の不平等――お互いさまの社会に向けて』白波瀬佐和子 岩波新書
『当事者主権』中西正司・上野千鶴子 岩波新書
『性と法律――変わったこと、変えたいこと』角田由紀子 岩波新書
『現代の貧困』 岩田正美 ちくま新書
『ルポ 最底辺』 生田武志 ちくま新書
『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』 湯浅誠 岩波新書
『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち―いじめの連鎖を断つために』北村年子 太郎次郎舎
『ルポ若者ホームレス』飯島裕子 ちくま新書
『子どもの最貧国・日本』山野良一 光文社新書
『子どもの貧困―日本の不公平を考える』阿部彩 岩波新書
『子どもの貧困Ⅱ――解決策を考える』阿部彩 岩波新書
『ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所』青砥恭 ちくま新書
『若者が無縁化する』宮本みち子 ちくま新書
『間違いだらけの生活保護バッシング』生活保護問題対策会議・編 明石書房
『間違いだらけの生活保護「改革」-Q&Aでわかる基準引き下げと法「改正」の問題点』生活保護問題対策全国会議・編 明石書店
『14歳からわかる生活保護』雨宮処凛 河出書房新社
『生活保護とあたし』和久井みちる あけび書房
『ハウジングプア―住まいの貧困と向きあう』稲葉剛 山吹書店
『貧困待ったなし!―とっちらかりの10年間』自立生活サポートセンター・もやい 岩波書店
『連続授業 命と絆は守れるか?―震災・貧困・自殺からDVまで』宇都宮健児、稲葉 剛、浅見昇吾 三省堂
『生活保護から考える』稲葉剛 岩波新書

学生へのメッセージ

現代日本の社会問題を傍観者的に観察・分析するのではなく、自分もこの社会に生きる一人の当事者として何ができるかを共に考えます。進行にあたっては、グループディスカッションなどを行なう予定なので、積極的な参加が求められます。

その他・備考